【ソウル聯合ニュース】韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの隔離対象者が初めて減少した。 韓国保健福祉部中央MERS管理対策本部は12日、同日現在の隔離対象者は3680人と発表した。前日より125人減った。新たに判明した感染者数は4人にとどまり、新規の隔離対象者もこれまでに比べ大幅に減ったためとみられる。 自宅隔離者は前日より138人減り、機関隔離者は同13人増えた。また、隔離が解除された人は294人で、これまでに計1249人が隔離解除され日常生活に戻った。MERS感染が疑われ検査を受けた人は前日より225人減って127人となった。 対策本部は新たな感染者数が減ったことを受け、「MERSの空気感染や地域社会への拡散の可能性は低い」として、冷静な対応を呼び掛けた。 11日に感染が判明した妊婦については、「容体は安定していることが確認された」と明らかにした。 対策本部は発熱やせきなど呼吸器症状を訴える患者を別途の場所で診療する「国民安心病院」を15日から運営する方針を示した  sjp@yna.co.kr
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