【ソウル聯合ニュース】韓国軍関係者で初の中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染者となった空軍の軍人が11日、完治の診断を受けて隔離されていたソウル近郊の国軍首都病院(京畿道城南市)を退院した。今月3日に感染の疑いがあるとして隔離され、5日に陽性と判明し、治療を受けていた。 この兵士は退院に当たり、医療スタッフに感謝を示した上で「MERSは医療陣を信じて(処方や指示に)従えば十分に完治する」と語った。 これにより軍関係者にMERSの感染者はいなくなったが、現在、感染疑いの軍人が4人いる。 一方、国防部は大田市の要請を受け、軍医官や看護将校ら医療従事者24人をMERS患者の発生した同市内の病院へ12日に派遣することを決めた。MERSをめぐり軍の医療関係者が民間の病院に派遣されるのは今回が初めて。 stomo@yna.co.kr
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