韓国警察庁はこの日、「捜査部署MERS予防および段階別対応対策」を命令したと明らかにした。
対策によると、警察は今後、緊急・現行犯逮捕時「発熱や呼吸器症状があるか」、'頭痛・悪寒・咽喉痛・筋肉痛・下痢などの症状があるか」、「最近14日間中に中東地域に訪問したことがあるか」、「保健所からMERS関連の連絡を受けたことがあるか」を尋ねるチェックリストを作成させる。これと共に、発熱・咳などの有無を観察して身体確認書に記録し、逮捕過程でこのような症状が発見されれば、直ちにN-95マスクを着用する。
また、留置場への入管時もマスクや手袋などを着用した保護官が発熱・呼吸器症状の有無などを確認するようにし、1日2回の体温確認と手の消毒、毛布・食器類消毒など留置場の衛生管理に努める。
特に密接接触者に対しては単独で隔離収容する一方、保健当局に直ちに通知し、実際の接触の有無を確認する方針だ。密接接触者でなくても、似た症状を見せる者にはマスクを支給し、病院と保健所を通した診療を支援すると同時に、別途留置場に隔離収容し、保健当局に通知する。
この他にも警察は、捜査部署事務室入口で被調査者などを対象に手の消毒とチェックリスト作成を誘導し、疑われる症状を見せる被調査者などに対しては、保健当局に通知する計画だ。
一方、この日、最初に症状を見せて感染検査を実施した際は判定を受けていた京畿(キョンギ)・平沢市(ピョンテクシ)のA警視が11日、警察官では初めてMERSの陽性判定を受けた。警察はA警視が所属する捜査チームの事務所を臨時閉鎖し、共に勤務していた警察官9人についてもこの日、休務処置をとった。
警察によると、現在まで、A警視以外に平沢警察署内でMERS症状を見せる警察官はいないと伝えた。
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