【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は11日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が14人増え計122人と集計されたと発表した。 14人のうち8人はソウルのサムスンソウル病院で、1人は翰林大東灘聖心病院(京畿道華城市)で感染したと推定される。ほかの5人は感染経路が不明で保健当局が疫学調査を進めている。 サムスンソウル病院で感染した8人には、初めて妊婦1人が含まれた。妊婦は同病院に入院中の先月27日に、同病院の救急室で治療を受けた母親に面会に行った際に感染したとみられる。妊婦の症状は軽く、容体は安定しているという。 また、同病院を訪れた外来患者の感染も確認された。外来患者の感染事例は初で注目される。 さらに、入退院を繰り返していた平沢警察署(京畿道平沢市)の警査(巡査部長に相当)1人の感染も明らかになった。 警査は、高熱などの症状で今月1日に平沢博愛病院で治療を受けたが、同病院で初めてMERSウイルスに感染したと断定しにくい状況だ。 MERSによる死者は前日と変わらず9人。 sjp@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0