10日、韓国・ソウルの最高気温が34.9度まで上がり、1908年からの観測以来、6月の気温としては最高を記録した。(提供:news1)
10日、韓国・ソウルの最高気温が34.9度まで上がり、1908年からの観測以来、6月の気温としては最高を記録した。(提供:news1)
10日、韓国・ソウルの最高気温が34.9度まで上がり、1908年からの観測以来、6月の気温としては最高を記録した。

 晴れ渡った天気により、オゾンの通過量も高くなり、午後にはことしに入って初めて光化学スモッグ注意報が発令された。

 ソウル市は午後5時に西北圏と西南圏に光化学スモッグ注意報を発令。ソウル市によると、西北圏である麻浦(マポ)区の光化学オキシダント濃度は1時間当たり0.126ppm、西南圏の九老(クロ)区では0.125ppmを記録した。

 光化学スモッグ注意報は大気中の光化学オキシダント濃度が、1時間当たり0.12ppm以上の際に発令される。

 西北圏は、麻浦区、西大門区、恩平区で、西南圏は九老区、陽川区、江西区、衿川区、永登浦区、銅雀区、冠岳区になる。

 この日の光化学スモッグ注意報は、発令1時間で解除された。午後6時の西北圏・麻浦区の光化学オキシダント濃度は0.091ppm、西南圏・九老区は0.098ppmに下がった。

 ソウル市は「光化学スモッグ注意報発令時には、過激な室外での運動を控え、呼吸器系に疾患のある患者や高齢者、子どもは外出を控えなければならない」とし、「自家用車の利用を減らし、公共交通機関を利用して欲しい」と訴えた。


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