【世宗聯合ニュース】韓国政府は、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者と自宅隔離者に対し緊急生活資金を支援する方針を決めた。 首相代行の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官は10日の経済関係長官会議で「入院中の感染患者と隔離者全員に緊急生活資金を支援し、ベビーシッターサービスを優先的に利用できるようにする」と述べた。 政府は、MERS関連の診療で一時的に厳しい状況に置かれている中小病医院には緊急経営安定資金を支援する。 MERS感染拡大の影響で客足が途絶えた自営業者や中小企業を対象とする4000億ウォン(約444億円)を超える資金支援策も設ける。 崔副首相は「予約取り消しで直接の影響を受けている観光・旅行・宿泊・公演などの業界の中小企業に特別運営資金を支援し、6月の総合所得税の申告・納付期限を延長するなどの金融・税制支援を早期に実施する」と説明した。 hjc@yna.co.kr
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