”ナッツ・リターン”大韓航空前副社長の上告審、最高裁2部に配当

”ナッツ・リターン”事件で起訴され、2審で執行猶予が言い渡された大韓航空チョ・ヒョナ（趙顕娥）前副社長（40）に対する上告審が、最高裁判所2部に配当された。

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　9日、裁判所によると最高裁は、前日（8日）事件を受理し、この日配当を終えたという。

　最高裁2部はパク・サンウク、イ・サンフン、キム・チャンソク、チョ・ヒデ最高裁判所判事で構成され、主審は上告状送達と上告理由書の提出などの手続きが終了してから約1か月後に決まると予想される。

　最高裁2部は現在、ハン・ミョンスク前首相の政治資金法違反事件やイ・ジェヒョンCJグループ会長の秘密資金事件を審理している。

　一方、趙被告は1審で懲役1年の実刑が言い渡されたが、控訴審裁判所は航空保安上航路変更容疑を無罪と判断し、懲役10月に執行猶予2年を言い渡して釈放された。

　趙被告は上告を放棄したが、検察側が先月28日に上告したことから、最高裁の最終判断を受けることとなった。