北朝鮮で来月地方議会代議員選　金第１書記体制で初

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は来月１９日、金正恩（キム・ジョンウン）体制発足後、初めての地方人民会議代議員選挙を実施する。朝鮮中央通信が９日、最高人民会議（国会に相当）常任委員会の発表内容を引用し、伝えた。　選挙では、地方議会にあたる道・市・郡人民会議の代議員を選ぶ。選挙は４年に１度行われ、代議員の任期は４年。　地方人民会議は年１～２回、定期と臨時会議を開き、各地域の予算と法執行対策をまとめ自治体首長に当たる人民委員会委員長と副委員長を選出する。　また、裁判官と人民参審員（陪審員）を選出、必要に応じて判事の選挙や召喚を決定する。　代議員は事実上、朝鮮労働党の推薦で決定するが、地方経済や人民生活に関する政策においては、ある程度の権限と自立性を持っているとされる。　前回の選挙は金第１書記がまだ後継者だった２０１１年７月２４日に行われ、２万８１１６人が選出された。 sjp@yna.co.kr