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外交部のイ・ギチョル在外同胞領事大使の主催で行われた説明会で、政府は在韓街区オ段からMERSに関する心配の声に耳を傾けた。
イ大使は説明会の冒頭発言で「この疾病に対してより多くのことを知り、韓国・アメリカ・オランダが進めたサンプル分析についての情報に接するほど、過度の心配が大部分の誤解による根拠のないものだったと結論を出した」とし、「韓国政府はこの疾病と闘うという強い意志を持っており、もうしばらくしたら克服に成功するだろう」と強調した。
また「WHO(世界保健機構)は韓国に対する旅行制限措置を勧告していないことを改めて伝えたい」と述べた。
この日の説明会には保健福祉部のクォン・ドクチョル保健医療政策室長や、翰林(ハンリム)大学病院のオム・ジュンシク感染内科長も出席し、MERSの現況や疾病に関する情報を共有した。
特定疾病の流行により政府が在韓外交団に説明会を開いたのは異例なことである。
今回の説明会はMERS感染の拡散により外国人観光客の減少や国家信任度の下落、反韓感情拡散などを防止するために積極的な対応をするという方針によるものだ。
この日の説明会で在韓外交団は、政府にMERSに関する迅速な情報共有を要請した。
特に自国の滞在者がMERSに感染した場合、迅速な対処とホットラインの構築など韓国政府との協力案について質疑が多かったと、外交部は伝えた。
説明会には国内外に定住する110カ国の公館のうち79の公館と、20の国際機構代表から7つの代表部が出席した。MERSの主要発生国であるアウジアラビア側は出席しなかった。
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