新たに10人の感染者が見つかったとされるサムスンソウル病院=(聯合ニュース)
新たに10人の感染者が見つかったとされるサムスンソウル病院=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は7日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が新たに14人増え、計64人になったと発表した。新たな感染者には死者1人が含まれるという。 同部は、14人のうち10人について先月27~29日に30代の2次感染者と同じ時期にサムスンソウル病院の応急室にいた際に感染したとみられると説明した。 サムスンソウル病院で感染したとみられる10人のうち、70代の感染者は5日に亡くなった後に感染が確認された。これでMERSによる韓国国内の死者は5人となり、感染者に死者が占める割合(致死率)は7.8%になった。 同病院以外の新たな感染者は、国内最初の患者が確認され多数の感染者を出したソウル郊外の平沢聖母病院(京畿道平沢市、先月29日に閉鎖)が3人、それ以外の病院が1人だという。 同部によると、平沢聖母病院で起こった患者と医療スタッフの院内感染の1次流行は沈静化しつつあるという。 韓国の首相代行を務める崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相は7日、MERSへの対応措置を発表する予定だ。 sarangni@yna.co.kr
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