WHO(世界保健機構)の専門家調査団が、早ければ9日から韓国で広がっているMERS(中東呼吸器症候群)に対して韓国保健福祉部と合同調査を始める。(提供:news1)
WHO(世界保健機構)の専門家調査団が、早ければ9日から韓国で広がっているMERS(中東呼吸器症候群)に対して韓国保健福祉部と合同調査を始める。(提供:news1)
WHO(世界保健機構)の専門家調査団が、早ければ9日から韓国で広がっているMERS(中東呼吸器症候群)に対して韓国保健福祉部と合同調査を始める。

 中国の新華通信によると、国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は5日(現地時間)、定例ブリーフィングで「ケイジ・フクダ(福田敬二)事務局長補が率いるWHO調査チームが韓国で当局と合同調査を実施する」と述べた。

 ドゥジャリク報道官によると、調査チームは免疫学、ウイルス学、臨床管理、感染予防及び統制分野の専門家らによって構成され、中東のMERS発病に精通した公共保健関係者も含まれるという。

 WHOの関係者によると、調査団に参加する専門家は遅くても8日までに韓国に到着し、翌9日から調査に着手するという。

 また保健福祉部の防疫対応について評価し、今後の拡散を防ぐための対応措置について勧告案を提供する予定。

ドゥジャリク報道官は「WHOのリスク評価と現在まで確保された情報によると、韓国でMERSが地域社会に拡散したり、空気感染したりするという証拠はない」と再確認した。

サウジアラビアで2012年に初めてMERSが発病してから感染者は1024名、死者は450名に達する。

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