国立中央医療院を視察する朴大統領(青瓦台提供)=5日、ソウル(聯合ニュース)
国立中央医療院を視察する朴大統領(青瓦台提供)=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日、国立中央医療院を訪れ、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染者の治療現場を視察した。同院は病原菌などが外に出ないよう気圧を低くした病室「陰圧室」がある国指定の隔離病院。 先月20日に韓国で初めてMERS感染確定者が出てから朴大統領が治療現場を訪問するのは初めて。 青瓦台(大統領府)は「朴大統領は陰圧隔離病床施設の運営やMERS患者の治療状況などの報告を受け、医療スタッフや民間専門家の意見を聴取した」と説明した。また、医療スタッフを激励し、MERSのさらなる拡大を防ぐため、徹底した管理を求めたという。 福祉部と疾病管理本部はMERSなどの伝染病の治療のため、全国17カ所の病院に国指定の隔離病床を運営している。そのうち陰圧病床は105床、一般の病床は474床が設置されている。 yugiri@yna.co.kr
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