“韓国のメッシ”イ・スンウとチャン・ギョルヒ(以上、バルセロナ・フベニルA)が試合でプレーできない残念さより、サッカーファンの健康を第一に考えた。(提供:news1)
“韓国のメッシ”イ・スンウとチャン・ギョルヒ(以上、バルセロナ・フベニルA)が試合でプレーできない残念さより、サッカーファンの健康を第一に考えた。(提供:news1)
“韓国のメッシ”イ・スンウとチャン・ギョルヒ(以上、バルセロナ・フベニルA)が試合でプレーできない残念さより、サッカーファンの健康を第一に考えた。

イ・スンウ の最新ニュースまとめ

 イ・スンウとチャン・ギョルヒは去る2日、2015水原(スウォン)コンチネンタルカップ国際ユース(U-17)サッカー大会に参加するため坡州(パジュ)NFCに集まった。

 イ・スンウは先月JSカップ以降、1か月間、チャン・ギョルヒは昨年10月に開かれたアジアサッカー連盟(AFC)16歳以下(U-16)チャンピオンシップ出場以降、公式戦に出られずにいた。来る10月にチリで開かれる国際サッカー連盟(FIFA)U-17)大会に出場する代表チームと2人の選手は今回の大会を通じて試合感覚を戻すことを望んだ。

 しかし代表チームと2人の意思は叶わなかった。中東呼吸器症候群(MERS)のためだ。

 大会主催側である水原市は去る4日、MERSの感染拡大を懸念し、10日からおこなうことになっていた大会を8月末に延期した。大会参加国が中東を経て入国することで、MERSの拡大を懸念したためだ。

 実践を期待していたイ・スンウとチャン・ギョルヒの失望感は大きくならざるを得なかった。2人は5日、解散直前におこなった大学チームとの練習試合にも負傷で出場できなかった。イ・スンウは左足首、チャン・ギョルヒは左尻の筋肉負傷だ。練習試合さえプレーできなかった2人は無念さが大きかった。

 しかし大学チームとの試合が終わった後、2人はサッカーファンの健康を第一に考えた。イ・スンウは「試合でプレーできず残念だが、MERS予防が優先だと思う」と述べた。またチャン・ギョルヒも「MERSのためにプレーできないことになったが、サッカーファンの健康が優先」と伝えた。

 招集後、1試合もプレーできなかった2人は5日、解散し各自帰宅した。チャン・ギョルヒは休息をとりながら負傷回復に重点を置いた後、来る7月1日、所属チームのバルセロナに復帰する。イ・スンウはまだ復帰日を決定していない。


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