ソウル市のMERS会見 やり玉に挙がった医師が反論

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ソウル市のMERS会見 やり玉に挙がった医師が反論
 【ソウル聯合ニュース】ソウル市が4日夜に緊急会見を開き、市内の病院に勤務する医師が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が疑われる状態で1500人以上のソウル市民と直接、間接的に接触していたと発表したのに対し、この医師は「朴元淳(パク・ウォンスン)市長の主張は全く事実ではない」と反論した。
 医師は5日、聯合ニュースのインタビューに応じ、症状が現れたのは先月31日午前で、大勢が集まる行事に出席した同30日には感染が疑われる症状はなかったと話した。また、市が会見にするにしても、先に患者の自分自身と病院側に事実関係を確認すべきだったとして、市の対応に不満を訴えた。
 この医師は今月1日に韓国で35人目の感染者と確認されている。
 医師の主な主張は次の通り。
◇症状が現れたのは31日
 ソウル市は私が症状が出ている状態で行事に参加しウイルスを広めたかのように発表した。しかし、29日は日ごろのアレルギー疾患のために少し咳(せき)があっただけで、30日は咳もない健康な状態だった。ただ、30日夕方に多少だるいような感じがしたが、これは寝不足のせいだった。31日午前に回診をしながらMERSコロナウイルス患者との接触歴があるという事実を初めて知り、午前11時ごろになって、これまでとは違う体の異常を感じた。前日の夕方に一時感じただるさとは全く異なる。
◇31日にはシンポジウムに出席せず
 市は私が30日にシンポジウムと地域行事に出席し、31日午前にもシンポジウムに出席したと言うが、事実でない。31日午前は体の具合が良くなく、シンポジウムに出席しなかった。
 30日のシンポジウムでは、人がまばらな中で1時間ほど座っていた。この時にMERSコロナウイルスの症状は全くなかった。多分、潜伏期間だったのだろう。科学的に無症状の潜伏期間に伝染力が無いのは、すでに確認されている事実だ。
◇自分で連絡するまで防疫当局から連絡なし
 31日午前11時ごろに勤務を終えたが、このころから体がおかしく、帰宅するなり寝た。目覚めるとだるさや頭痛などの症状があり、午後2~3時ごろ、病院の感染管理室に連絡すると、MERSコロナウイルスの症状だから保健所にすぐ連絡するよう言われた。保健所に電話すると、午後8時ごろ検体を採取しに来た。保健所から隔離病室での治療が必要と言われ、いったん勤務先の隔離病室に入った後、国指定の隔離病室に移された。
 重要なのは31日に初めて症状を自覚し病院と保健所に連絡するまで、防疫当局からは何の連絡も無かったという点だ。
◇ソウルの主張はこじつけ
 ソウル市が主張する内容は、私が疫学調査官に話した内容を自分たちの主張に合うよう組み変えたものとしか言いようがない。疫学調査官の聞き取りに対し、それまでの状況を振り返る中で、29日の咳や30日午後の体のだるさなどに関する話になった。それをソウル市は症状が現れていたとこじつけたようだ。しかし、これはMERSコロナウイルスによるものではない。

mgk1202@yna.co.kr
2015年6月5日11時4分配信 (C)WoW!Korea


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