【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は4日、モンゴルの首都ウランバートルで開かれた鉄道国際協力機構(OSJD)閣僚会議で、韓国のOSJD加盟案が北朝鮮の強い反対により否決されたと明らかにした。 OSJDはロシア、中国、北朝鮮、東欧、中央アジアなど28カ国の政府と鉄道事業者が参加する国際機関。加盟には全加盟国の賛成が必要となる。 韓国政府は2001年12月に南北を連結する京義線鉄道の南側区間の建設を完了し、南北鉄道連結事業を推進。2003年にもOSJD加盟を目指したが、北朝鮮の反対で実現しなかった。 OSJDは鉄道の信号や運行方式、標準技術など統一した規格を定めており、韓国政府は朝鮮半島縦断鉄道建設や朝鮮半島縦断鉄道のユーラシア横断鉄道との連結を視野に、加盟を積極的に推進してきた。 会議に出席した韓国国土交通部の呂ヒョン九(ヨ・ヒョング)次官によると、北朝鮮以外の全加盟国が韓国の加入に賛成した。新規加盟の条件を、全加盟国の賛成から3分の2以上の賛成に変更する案が議論されているため、次回の加盟が期待されるという。 ikasumi@yna.co.kr
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