韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は3日、「中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)」の拡散防止対策準備などのための専門タスクフォース(TF)構成を指示した。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は3日、「中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)」の拡散防止対策準備などのための専門タスクフォース(TF)構成を指示した。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は3日、「中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)」の拡散防止対策準備などのための専門タスクフォース(TF)構成を指示した。

 朴大統領はこの日の午後、大統領府にておこなわれた「MERS対応 民・官合同緊急点検会」で「最初のMERS患者が出て(5月20日)以降、2週間、感染者が増え続けており、また2人が死亡するという残念な報告を受けている。いま、多くの国民が不安を訴えている」とし、このように明かした。

 朴大統領は特に、「MERSがこれ以上拡散しないように、万全を期さなければならない。いまから対応過程の問題点を確実に点検し、現況と対策法案に対して積極的且つ明確に診断した後、その内容を国民に知らせなければならない」と促した。

 これに関連し朴大統領はMERS患者たちの感染経路や治療過程、診療医師、施設管理、その家族の状況など全般における点検を指示した。

 朴大統領はまた、「MERSの拡散を防ぐため、完全なる隔離法案に関しても論議しなければならない」としながら、主なMERS発病国からの入国者管理方案の点検、学生・高齢者などに対する管理・保護対策議論も共に促した。

 合わせて「このような問題に積極的に対処するために、専門TFを作り、きょうの会議が終わった後に発表し、そのTFを通じて問題点の発生地、経路などを徹底的に分析して国民に知らせる」と述べた。

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