【光州聯合ニュース】韓国・光州の市民団体メンバーらが3日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が世界文化遺産への登録を勧告した「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)を現地調査するため訪日したところ、長崎空港で数時間足止めされた。市民団体メンバーらは朝鮮人が強制労働させられた施設を訪問しようとていた。 韓国市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」によると、市民団体メンバーや地方議会議員、学生らで構成された調査団19人はこの日午前9時15分ごろ長崎空港に到着したが、日本側が入国審査に時間をかけたため、4時間あまり足止めされ、午後1時ごろようやく入国した。日本側は調査団の代表らに対し、訪問の目的などを詳細に問いただしたとされる。 調査団は7日にかけ、朝鮮人が強制労働させられた長崎の施設を訪問する。長崎には産業革命遺産23施設のうち8施設が集まっており、調査対象は三菱長崎造船所、端島炭坑(軍艦島)、高島炭坑の3カ所。現地では追悼行事も行う計画だ。 stomo@yna.co.kr
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