【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日発表した5月末現在の外貨準備高は3715億1000万億ドル(約46兆2939億円)で、前月に比べ16億ドル増加した。2カ月連続で過去最高を更新した。 外貨準備高は昨年7月の3680億3000万ドルをピークに減り始め、今年1月には3621億9000万ドルまで減少した。2月(3623億7000万ドル)から増加に転じ、4月に9カ月ぶりに過去最高を更新した。  韓国銀行は増加の理由について、ユーロ安でユーロのドル換算額は減少したものの、外貨資産運用の収益が増え、全体で増加したと説明した。 外貨準備高の90%以上を占める有価証券は4月末現在、3355億1000万ドルで前月より39億9000万ドル減少した。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は31億5000万ドルで2000万ドル減少した。IMFリザーブポジションは14億6000万ドルで1000万ドル減少した。 一方、預金は56億2000万ドル増の266億ドルだった。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルだった。 韓国の外貨準備高は4月末現在、世界6番目の規模となっている。1位は中国の3兆7300億ドルで、日本(1兆2501億ドル)、サウジアラビア(6864億ドル)、スイス(5996億ドル)、台湾(4182億ドル)と続いた。 yugiri@yna.co.kr
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