韓国・京畿道(キョンギド)華城(ファソン)にある小学校の女性教師が中東呼吸器症候群(MERS/マーズ)検査を依頼し、自宅隔離措置されたことが2日、確認された。

 該当の学校側はこの日から緊急休校に入った。

 韓国教育庁によるとこの日午前8時、1人の女性教師を自宅隔離措置し、休校決定を下したと学校側の通報を受け、疾病管理本部にこの事実を知らせたという。

 この教師は去る1日に死亡した患者と同じ集中治療室に入院していた夫の両親を看病した経験があり、保健当局に自主的に検査を依頼したと伝えられた。

 該当の学校側はこれまでMERSと疑われる症状はないが、万一の事態に備えて、この教師を自宅隔離措置し、去る1日、緊急学校運営委員会を招集し2~5日の休校に入ることを決定したと教育庁の関係者は説明した。

 教育庁の関係者は「自宅隔離措置された教師がMERSと疑われる症状があるのではなく、問題の病院に通った経験があり、自ら検査を依頼しただけ」とし「しかし、万一の事態に備え、予防的な次元で休校にしたもの」と述べた。



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