2日、韓国で初めて中東呼吸器症候群(MERS/マーズ)による死亡者が2人も発生した。患者数は6人増え、計25人となった中、追加された患者の中には3次感染も出てきた。これら状況から、MERS予防法に対する関心が高まっている。
専門家らはMERSウイルスが変異を起こさない限り、健康な人が感染した場合風邪のようにすぎていく確立が大きいと見ている。中高年層以上の慢性疾患の人々の場合にMERS高危険群とみている。すなわち免疫力が大きく落ちた人々がMERS感染者と密接に接触した場合、感染のリスクが大きいとみられる。
MERSウイルス感染を予防するためには、普段の手洗いなど個人の衛生管理を徹底しなければならない。MERSウイルスは体の外に排出されると、24時間後に死滅されるため、手洗いを通じて衛生管理を徹底すれば感染を避けることができる。咳やくしゃみをするときはティッシュやハンカチ、服の袖の上の方で口と鼻を覆い、手で目・鼻・口に触れることを避けなければならない。
呼吸器症状がある場合はマスクを着用しすぐに医療機関で診療を受け、人が多く混雑した場所は、なるべく避けるべきである。また、中東地域旅行中にラクダやヤギなど動物との接触を控え、普段からバランスの取れた食事と十分な睡眠、運動で免疫力を高めるのが良いとされている。
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