【ソウル聯合ニュース】7月3~14日に韓国南西部の光州市で開催されるユニバーシアード夏季大会まで約1カ月に迫った。1959年にイタリア・トリノで初めて開催され今回で28回目を迎える同大会には、170カ国・地域から約1万4000人の大学生らが参加する。 同大会が韓国で開催されるのは97年の全羅北道・茂朱冬季大会と2003年の大邱夏季大会に続いて3回目。 体操や新体操、バスケットボール、水泳、柔道、陸上、サッカーなど21競技が行われる。 大会スローガン「創造の光、未来の光」には、光州という地名の由来を反映させ、世界の若者たちの挑戦と情熱が光り輝く大会になるようにとの願いが込められている。 大会のシンボルとなるエンブレム「光の翼」は、光の都市、光州と限りない発展を表す「飛翔」をコンセプトに、スポーツ大会の躍動と世界の調和を表現した。 大会マスコット「ヌビリ」は、世界を意味する韓国語の「ヌリ」と、「飛」の韓国語読み「ビ」を組み合わせ、世界の若者たちが互いの国をつなぐ懸け橋になることをイメージし誕生した。 「学生スポーツ発祥の地」として知られるフランス・ソルボンヌ大で採火された海外聖火は、次期開催国の台湾を経由して先月24日、韓国に運ばれた。 2日には光州・無等山長佛峠で韓国内の聖火が採火され、その後海外聖火と合流し4日から韓国内での聖火リレーが始まる。 聖火リレーは済州島を含む全国60カ所を回る。聖火ランナーは約3150人。 7月3日に開会式が行われるメーンスタジアムに到着し最終ランナーが点火する。 韓国は今大会で金メダル25個以上を獲得し、総合3位を目標としている。 03年の大邱大会では金メダル26個で総合3位に入った。また、09年のセルビア・ベオグラード大会(金メダル21個)、11年の中国・深セン大会(同28個)でも総合3位につけた。 韓国は柔道やテコンドー、アーチェリーなどで金メダルを狙う。 sjp@yna.co.kr
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