聯合ニュースとのインタビューに応じる岡田氏=29日、東京(聯合ニュース)
聯合ニュースとのインタビューに応じる岡田氏=29日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】民主党の岡田克也代表は29日、東京・千代田区の党本部で聯合ニュースとのインタビューに応じ、韓日関係の改善のために韓日首脳会談の開催が必要だとする見解を示した。 岡田氏は、「隣国で首脳会談をすることに理由はいらない。隣国同士でしかも同じ民主主義でアジアを引っ張る経済力を持った両国が協力しないデメリットがどれだけ大きいかということを考えていただいて、まず無条件に会っていただく必要がある」と強調した。 ただ、首脳会談を開催する以上は双方が前進するように努力すべきだとした上で、慰安婦問題解決のためには日本政府ももっと努力しなければならないが、韓国政府も同様に努力してほしいと述べた。 歴史認識問題で安倍晋三首相と対立してきた岡田氏が韓日首脳会談を促したのは韓日関係の改善がそれだけ急がれているとの日本内知韓派の認識を端的に示したものと受け止められる。 朝鮮人が強制労働をさせられた施設を含む「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録推進については、「強制的に働かされた方がいたことは調べたら事実関係が分かる。(日本は)一時期のそういう話もあったということを認めた上で、(韓国は)登録は登録として是非賛成してほしい」と述べた。 安倍首相が8月に発表する戦後70年談話に植民地支配と侵略に対する謝罪と反省の言葉が含まれるかどうかに関する質問に対しては、「私が総理の立場ならそうした言葉が含まれた談話をつくる。ただ、野党第一党の党首である私が厳しく総理に迫らないほうがいい結果を招くのではないかと思う。重要なことはいい談話。いい談話は日本国民にとっても、韓国、中国をはじめ近隣の国にとってもいい談話だということだ」と説明した。 csi@yna.co.kr
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