【ソウル聯合ニュース】朝鮮王朝時代に日本に朝鮮の文化を伝えた外交使節団「朝鮮通信使」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産登録を韓日両国で目指すシンポジウムが6月6日、福岡県宗像市内の玄海ロイヤルホテルで開かれる。 在日本大韓民国民団(民団)福岡県地方本部が31日、聯合ニュースに明らかにした。 NPO法人「朝鮮通信使縁地連絡協議会」(事務局・長崎県対馬市)の松原一征理事長が朝鮮通信使の歴史について講演する。朝鮮通信使の世界遺産登録をめぐるパネルディスカッションも行われる。 2003年から両国共同で開催されている朝鮮通信使祭りを撮り続ける長崎市の写真家、仁位孝雄さんの写真展も同時開催される。 在福岡韓国総領事館と民団福岡県本部の共催で、福岡県、福岡市、宗像市などが後援する。 民団福岡県本部の呉政夫(オ・ジョンブ)団長は「朝鮮通信使は平和と友好親善の象徴。両国関係の冷え込みで(世界遺産への)登録準備が活発になっていないが、登録推進に活力を吹き込むためシンポジウムを開く」と意気込みを語った。 ikasumi@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0