労働新聞が掲載した与正氏の写真=(聯合ニュース)
労働新聞が掲載した与正氏の写真=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の妹で、妊娠説が浮上していた金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長(27)が47日ぶりに公式の場に姿を見せた。 朝鮮中央通信は29日、金第1書記が建設中の総合養苗場を視察したと報じ、与正氏や黄炳誓(ファン・ビョンソ)軍総政治局長、朴映式(パク・ヨンシク)軍総政治局副局長、李載イル(リ・ジェイル)党宣伝扇動部第1副部長らが同行したと伝えた。 与正氏が公の場に姿を見せたのは、先月12日に金第1書記の平壌国際空港第2ターミナルビルの工事現場視察に同行して以来。 韓国の情報機関、国家情報院が先月末、国会情報委員会で与正氏が5月中に出産するとの見方を示したこともあり、これまで公の場に登場しなかったのは、出産のためとの説が有力視されていた。 この日、朝鮮労働党機関紙の労働新聞が掲載した写真でも、以前と比べ腰回りなどがふっくらしており、産後のむくみの可能性が指摘されている。 一方、今回の視察にも国家情報院が処刑されたと公表した玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長の姿はなかった。  sjp@yna.co.kr
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