北朝鮮が昨年、東海で起きたロシアの潜水艦と北朝鮮の警備艇との衝突事故を隠ぺいしたという主張が28日、提起された。
北朝鮮が昨年、東海で起きたロシアの潜水艦と北朝鮮の警備艇との衝突事故を隠ぺいしたという主張が28日、提起された。
北朝鮮が昨年、東海(日本海)で起きたロシアの潜水艦と北朝鮮の警備艇との衝突事故を隠ぺいしたという主張が28日、提起された。

 米国の自由アジア放送(RFA)はこの日、複数の咸鏡北道(ハムギョンプクト)の消息筋を引用し「今回の事件で北朝鮮軍11人、漁民8人が死亡した」と伝えた。

 消息筋によると事故は昨年7月に発生し、当時タコ漁に出た漁船とこれを監視していた軍の警備艇が海底から突然現れたロシアの潜水艦に突かれて沈没したという。

 この消息筋は「事故に遭った船は漁船と海軍の警備艦679号」とし「死亡した軍人の遺体は平壌市にある英雄戦士の墓に埋葬された」と伝えた。

 続けて「当局はこの事件を隠ぺいするため、事故の犠牲者家族と生存者を緊急に別の場所へ移住させた」と付け加えた。

 また他の消息筋はRFAに「漁船には14人、警備艇には32人が乗っていた」とし「夜11時ごろ、タコ漁が海域に到着した場所に集まり、食事をしていて被害に遭った」とも伝えた。

 RFAは当時、ロシアの潜水艦が東海(日本海)で作戦をおこなっていたが、何らかの事情で急に水面上に浮上し、事故が起きたと見られるとし「網にかかってこれを除去するために、急いで浮上した可能性がある」と報じた。

 また「当時、ロシアを通じて原油や食糧支援を受けようとする北朝鮮当局の意図により、当局が事件を隠したものと思われる」と言及した。


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