韓国国内で3人目のMERS(中東呼吸器症候群)患者である70代男性の娘になる40代女性が25日午後、高熱により国家指定病院に搬送されて検査を受けている。(写真は参考写真 / 提供:news1)
韓国国内で3人目のMERS(中東呼吸器症候群)患者である70代男性の娘になる40代女性が25日午後、高熱により国家指定病院に搬送されて検査を受けている。(写真は参考写真 / 提供:news1)
韓国国内で3人目のMERS(中東呼吸器症候群)患者である70代男性の娘になる40代女性が25日午後、高熱により国家指定病院に搬送されて検査を受けている。

 遺伝子検査の結果は、今夜には出ると見られている。万が一、遺伝子検査で陽性反応が出ると、4人目のMERS感染者となる。同時に保健当局のぐずぐずした対処が取り上げられると見られる。

 韓国の放送メディアは、国内初のMERS感染者と同じ病室を使用していた父親を5回以上見舞いに訪れた40代女性が発熱を訴えて検査と隔離措置を要求したが、保健当局がそのまま帰したと21日に報じていた。

 この放送後、いい加減な対処が騒動となると、疾病管理本部は22日に報道解明資料を送り、「女性は遺伝子検査の対象ではない」とし、「国家指定の病院に隔離する基準は、38度以上の発熱と急性呼吸器症状が見られる場合だ」と説明した。

 女性は報道後、自宅隔離とされ、25日午後に高熱の症状を見せたため、遺伝子検査を受けたと伝えられている。

 女性の遺伝子結果によって、韓国国内での拡散推移を予想することができる見込み。現在、この女性以外に自宅で自発的隔離中である「MERS密接接触者」は60名である。

 「密接接触」は感染病患者と2m以内で1時間以上接触した場合を言う。MERS感染者の70代男性は、今月16日に総合病院の2人部屋で最初の感染者と5時間共に過ごした後、感染した。

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