24日に板門店を通じて北朝鮮から韓国に入る「DMZ(非武装地帯)縦断」を進めている国際女性平和運動団体「ウイメンクロス」が、金日成の生家である万景台(マンギョンデ)を訪れ、話題になっている。(提供:news1)
24日に板門店を通じて北朝鮮から韓国に入る「DMZ(非武装地帯)縦断」を進めている国際女性平和運動団体「ウイメンクロス」が、金日成の生家である万景台(マンギョンデ)を訪れ、話題になっている。(提供:news1)
24日に板門店を通じて北朝鮮から韓国に入る「DMZ(非武装地帯)縦断」を進めている国際女性平和運動団体「ウイメンクロス」が、金日成の生家である万景台(マンギョンデ)を訪れ、話題になっている。

 北朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は21日、ウイメンクロスの一行が20日に万景台を訪れたことを伝えた。一行が「金日成同志に対する敬慕の情を抱き、万景台を訪れた」として記念写真を公開した。

 労働新聞によると今回の行事の団長を務め、1976年にノーベル平和賞を受賞したマイレッド・コリガン・マグワイア氏は万景台の訪問で「金日成の革命的生涯について知り、大きな感動を受けた」と述べた。

 今回の行事に同行した米国国籍の在米韓国人アン・ウンヒ氏も「地味な藁葺き屋根の家に生まれ、生涯を人民の自由と解放のために全てを捧げた」と述べたという。

 一行は現在、北朝鮮の地方に滞在しており、実際にどのような発言をしたのか労働新聞の報道以外には確認できない。

 ただ、この日伝えられた行程と発言内容が事実上、北朝鮮体勢への賞賛を匂わせている可能性が高く、24日に韓国側の地域に入り、どのように解明するのか注目を集めている。

 一行は当初、板門店を徒歩で通過して韓国側の地域に入るという計画を明かし、韓国当局の協力を要請したが、韓国政府は板門店通過の代わりに京畿(キョンギ)線の陸路を車両で通過するよう要請していた。

 しかし団体側は板門店を通過した後、韓国当局の案内をしてほしいという立場を固持し、今月19日に北朝鮮に入国した。

 アメリカの女性運動家グロリア・スタイネム氏が主導する今回の行事には、マイレッド・コリガン・マグワイア氏や、2011年にノーベル平和賞を受賞したリベリアのレイマ・ボウィ氏など女性40名が参加する予定となっている。

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