「AFCチャンピオンズリーグ」の試合後、レフウィヤSCのナム・テヒ(23)に暴行をはたらいたアル・ナスルのファビアン・エストヤノフ(32)に、6試合の出場停止処分が下された。(提供:news1)
「AFCチャンピオンズリーグ」の試合後、レフウィヤSCのナム・テヒ(23)に暴行をはたらいたアル・ナスルのファビアン・エストヤノフ(32)に、6試合の出場停止処分が下された。(提供:news1)
「2015アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ」(ACL)の試合後、レフウィヤSC(カタール)所属のナム・テヒ(23)に暴行をはたらいたアル・ナスル(サウジアラビア)のファビアン・エストヤノフ(32)に、6試合の出場停止処分が下された。

ナム・テヒ の最新ニュースまとめ

 アル・ナスルは21日(日本時間)、「エストヤノフがAFCから、ACL6試合の出場停止と1万ドル(約120万円)の罰金処分を言い渡された」と明らかにした。

 発端は去る7日におこなわれたレフウィヤとアル・ナスルのACL組別予選でのことだった。ベスト16進出が掛かっていたA組最終第6戦でレフウィヤが3-1で勝利し、アル・ナスルは大会予選落ちが確定した。事件は試合後に発生した。

 敗北に怒りがおさまらなかったエストヤノフはロッカールームに向かっていたナム・テヒの後を追いかけ、頭をつかみ、顔を殴るなどの非常識な行動をおこなった。この日、ずば抜けた活躍を見せたナム・テヒに対する報復であり、論議の余地がない暴行だった。

 無防備な状態で暴行されたナム・テヒは周囲のスタッフに助けられ、難を逃れた。この場面は中継カメラによって電波に乗り、多くのファンの公憤を買った。

 問題が大きくなると、アル・ナスルは「エストヤノフの残りシーズンの年俸を50%削減する」と懲戒を決定したが、度を越した行動を非難する声は絶えなかった。AFCが審議で下した6試合出場停止もファンたちは「寛大な戒め」という反応だ。

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