今月4日、ソウル大学で一般教養科目の試験中に集団カンニングがあったという文章がオンラインコミュニティーに掲載され、騒動になっている。(提供:news1)
今月4日、ソウル大学で一般教養科目の試験中に集団カンニングがあったという文章がオンラインコミュニティーに掲載され、騒動になっている。(提供:news1)
今月4日、ソウル大学で一般教養科目の試験中に集団カンニングがあったという文章がオンラインコミュニティーに掲載され、騒動になっている。

 騒動は「学生250名ほどになる講義室で、友人同士でカンニングし合ったり、携帯電話や教材を見ながら答えを書いたりしていた」という目撃談から始まった。その上、この科目が倫理科目で、一般教養の授業だという点も騒動に拍車をかけた。

 これに対し、担当講師は「自身の過ちを自ら改める機会を与える」とし、良心に従って7日に再試験を受けに来るよう告知した。

 告知によると、不正行為をした人だけ再試験を受けて不正行為をせずに書いた部分だけ書き写して提出すれば、何事もなかったように採点して成績に反映するというのだ。

 講師は再試験の告知と共に「誰も時には失敗することがあり、それに気づいて正しい道を歩むのであれば、少なくとも私は許すことができます」と明かした。

 しかし学生たちは、不正行為をした学生に対してとても高い水準の道徳心を期待したものだという反応を見せているという。むしろより高い点数を取るために悪用する素地がある対処法だという意見も出ている。

 これについてソウル大関係者は「先週末、講師と学生が共に議論し、今日、学校が深層調査に着手した」とし、「調査結果を見て、対処法を考える」と述べた。

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