韓国統一部のイム・ビョンチョル報道官は、定例ブリーフィングで「今後チュ・ウォンムン氏が韓国側に送還された後、正確な事実関係を確認しなければならない」と述べた。
今月2日、中国・丹東から北朝鮮入りして拘束された事実が明らかになったチュ氏は、5日に公開された米・CNNとのインタビューで「南北関係に寄与できると考えて、あえて入った。逮捕されたかった」と発言し、騒動となっている。
一角ではチュ氏が脱北者の支援や北朝鮮による拉致ではない理由で北朝鮮に入ったため、韓国に送還された後は、国家保安法違反で処罰されなければならないのではないかと提起されている。
イム報道官は「法的処罰の問題は、チュ氏が送還された後の調査によって明らかにできる内容だ」とし、「予断で言及することは適切ではない」と述べた。
また「北朝鮮が人道的支援で韓国国民であるチュ氏の身の安全及び便宜を保障し、一日も早く家族の元に返してくれることを要求する」とし、「同時に現在北朝鮮に拘束されている韓国人のキム・ジョンウク氏、キム・グッキ氏、チェ・チュンギル氏についても釈放して韓国に送還することを継続して訴えていく」と明らかにした。
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