声明を発表する魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官=30日、ソウル(聯合ニュース)
声明を発表する魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は30日、過去の侵略と植民地支配に対する謝罪や旧日本軍の慰安婦問題に言及しなかった安倍晋三首相の米議会上下両院合同会議での演説について、「正しい歴史認識を通じ、周辺国との真の和解と協力が成し遂げられる転換点になり得るにもかかわらず、そういう認識も、真の謝罪もなかったことを非常に遺憾に思う」とする報道官声明を発表した。 声明は「演説で明らかにしたように、世界の平和に寄与するためには歴史を率直に認め、反省することによって国際社会と信頼、和合の関係を築いていくことが重要だが、行動は逆の方向に進む矛盾を犯している」と指摘した。 また、「日本は植民支配と侵略の歴史、慰安婦被害者に対する残酷な人権蹂躙(じゅうりん)の事実を直視し、正しい歴史認識を持って周辺国との和解と協力の道を進まなければならない」と促した。 kimchiboxs@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0