朴大統領の業務再開は体調回復の程度を見て判断＝韓国大統領府

韓国の青瓦台（大統領府）は30日、朴槿恵（パク・クネ）大統領の公式業務再開について「健康回復の程度を見守りながら決定する」と明らかにした。

　ミン・ギョンウク青瓦台報道官はこの日の午前、春秋館で「朴大統領は現在、医療人の観察のもと、官邸で安静にしている」と説明した。朴大統領の健康状態については「具体的な病状に関して申し上げることはない」とした。

　朴大統領は中南米歴訪期間（16～27日）の疲労蓄積による体調悪化で、27日の帰国直後に胃けいれん及び咽頭炎の診断を受け、この日まで日程をすべて空けたまま、官邸に留まり休息を取っていると伝えられている。