【ソウル聯合ニュース】韓国の故金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)氏が来月末の訪朝を推進していることが26日、分かった。 金大中平和センターの理事を務める金聖在(キム・ソンジェ)元文化観光部長官が聯合ニュースの取材に明らかにした。政府の承認を得て、北朝鮮側に李氏の訪朝に向けた事前接触を開城で行うよう提案。北朝鮮側は先週、「今は複雑な状況があるため、追って連絡する。李氏が(北朝鮮に)来るのは依然有効だ」と回答したという。 金氏によると、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がロシアの戦勝70周年記念式典に出席する可能性があり、李氏の訪朝は5月末を想定している。李氏と金第1書記の面談については、「昨年末、金第1書記が親書を送って招待したため、面談をするかしないかで協議することはない」として、前向きな考えを示した。 李氏が来月末に訪朝し、金第1書記と面談する場合、冷え込んでいる南北関係の改善の突破口になるとの見方が出ている。韓国政府関係者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領も(昨年)、李氏の訪朝を支援すると表明しており、現段階では李氏が訪朝を申請すると、政府は承認すると思う」と述べた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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