【ソウル聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号沈没事故の遺族や市民団体メンバーら計70人が16日夜から17日にかけ、青瓦台(大統領府)に近いソウルの光化門前で座り込みを続けている。 ソウル鍾路警察署は17日午前、5回にわたり解散命令を出した上で、遺族55人と市民団体メンバーや学生15人を「集会および示威に関する法律」違反で全員連行すると警告した。 同日午前9時ごろには、警察が現場に配置していた車のバリケードを狭めようとしたため、遺族らと警察の間でもみ合いが起こった。 遺族らは事故から丸1年を迎え16日に追悼行事を開いた後、光化門前で徹夜の座り込みを行った。青瓦台方面へ行進しようとして警察と衝突し、参加者10人が連行された。 沈没事故では修学旅行中の高校生ら304人の死者・行方不明者が出た。遺族らは原因究明をめぐる政府の姿勢に反発している。 stomo@yna.co.kr
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