“韓国のメッシ”と呼ばれるイ・スンウ(17、バルセロナユース)は常に自信に満ち溢れている。(提供:news1)
“韓国のメッシ”と呼ばれるイ・スンウ(17、バルセロナユース)は常に自信に満ち溢れている。(提供:news1)
“韓国のメッシ”と呼ばれるイ・スンウ(17、バルセロナユース)は常に自信に満ち溢れている。

イ・スンウ の最新ニュースまとめ

 イ・スンウは15日、18歳以下の韓国サッカー代表チームに合流するため帰国し、「いつかはリオネル・メッシ(27、バルセロナ)より優れた選手となって、FIFAバロンドールを受賞したい。また、最年少での国家A代表になりたい」と抱負を明かした。

 バルセロナユース(17~19歳)に属するイ・スンウは最近、バルセロナが18歳未満の選手の海外移籍を禁じる「移籍制限規定」違反で受けた懲戒によって実戦に出場できずにいる。イ・スンウは来年1月にならなければ、所属チームの公式戦に出場できないのだ。

 イ・スンウに対する期待は国内ファンのみならず、海外でも熱い。彼は最近、世界的サッカー専門誌「ワールドサッカー」が選定する世界最高の有望株500人に選ばれた。韓国選手ではソン・フンミン(22、ドイツ・レバークーゼン)、キ・ソンヨン(26、スウォンジー・シティ)と共に名を連ねた。

 また、スペインのスポーツ専門誌「マルカ」はバルセロナのライバルであるレアル・マドリードがイ・スンウの招聘を狙うという記事を一面に掲載した。それだけでない、イングランド・プレミアリーグのチェルシーの提案も断ったという内容もあった。

 イ・スンウはこのような関心に対し、比較的淡々とした反応を見せる。彼は「マルカの記事を見たが、少し驚いた。エージェントと話をし、現実性のないことだから気にしなかった」と述べた。

 イ・スンウの目標のうち最も現実性の高いものは、彼がバルセロナの本拠地カンプ・ノウでメッシと共にグラウンドを駆け回ること。イ・スンウは「メッシは世界最高の選手。常に見ているが、彼と一緒に走ることがまさに僕の夢だ」と笑みを浮かべた。

 イ・スンウはいまと同じ速さで成長すれば、はやくて2~3年内にAチーム(1軍)の舞台に立つことができると見られる。まずは、来年1月に懲戒が解かれた後、Bチーム(2軍)にあがり、良いプレーを見せることが必須だ。イ・スンウは「僕はまだ不足する部分が多く、もっと努力しなければならない」と話した。

 彼は29日からのJSカップで韓国ファンの前にデビューする予定だ。イ・スンウは「ファンにサッカーは面白いということを見せたい。そして、韓国サッカーの未来が良くなっているという言葉を聞きたい」と覚悟を伝えた。


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