”ナッツ・リターン事件”1審で実刑が言い渡された趙顕娥(チョ・ヒョナ)大韓航空前副社長、ヨ某大韓航空客室乗務本部常らが、控訴審裁判で既に「世論裁判」として深刻な気苦労があった、と口をそろえた。
”ナッツ・リターン事件”1審で実刑が言い渡された趙顕娥(チョ・ヒョナ)大韓航空前副社長、ヨ某大韓航空客室乗務本部常らが、控訴審裁判で既に「世論裁判」として深刻な気苦労があった、と口をそろえた。
”ナッツ・リターン事件”1審で実刑を言い渡された趙顕娥(チョ・ヒョナ)大韓航空前副社長、ヨ某大韓航空客室乗務本部常らが、控訴審裁判で「世論裁判」により深刻な気苦労があった、と口をそろえた。

 趙前副社長側は「強要、業務妨害」容疑などについては無罪を主張しないことにしたが、「航空保安上航路変更罪」については、回航時「航路」にあったわけではないとして、続けて無罪を主張した。

 1日、ソウル高裁で進行された控訴審の初公判で、趙前副社長側の弁護士は「多くの方々へ深い傷を与え、社会的に物議を醸した点について、深く反省している。過ちを後悔せずに、責任を逃れるために控訴したわけではない」と主張。また「趙前副社長は、刑罰以前に『世論裁判』によって説明しようのない非難を受け、93日間の収監生活を通して精神的に疲弊した状態」とし、「趙前副社長側は教訓を痛感しており、善処を望んでいる」と述べた。

 また、ヨ某常務側の弁護士も同様に「パク・チャンジン事務長など、心に傷を負った人々をかばうことができなかった点を痛感している」としながらも、「すでに世論裁判を受け、小学校に通う(自身の)子供も心に深い傷を受けた」と訴えた。

 2人は有罪と認定された容疑の中で、一部について控訴審で争う意向を明らかにした。

 この日の裁判は、内外信の記者や一般市民など90人を超える傍聴人が法廷内を埋め尽くす中でおこなわれた。

 なお、趙前副社長らに対する次の裁判は、来る20日午後2時よりおこなわれる。次回は、ヨ常務に対する証人尋問が進行された後、すぐに結審公判手続きへと続く予定だ。


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