【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が31日発表した報告書によると、昨年末現在の外貨資産に占めるドルの割合が62.5%に達した。1年前よりも4.2ポイント上昇し、4年ぶりの高水準を記録した。 韓銀の外貨資産に占めるドルの割合は2010年に63.7%、11年に60.5%、12年に57.3%と減少傾向にあったが、13年(58.3%)から増加に転じた。 昨年末現在のユーロ、円、英ポンドなど他の通貨の割合は37.5%と前年比4.2ポイント低下した。 外貨資産とは、外貨準備高から金と国際通貨基金(IMF)リザーブポジション、IMF特別引き出し権(SDR)を差し引いたもの。 昨年末現在の外貨準備高3636億ドル(約43兆7000億円)のうち、金(48億ドル)、IMFリザーブポジション(19億ドル)、SDR(33億ドル)を引いた3536億ドルが外貨資産となる。 韓銀は「米国の景気回復によりドル高になると予想されるため、ドル資産の割合を大幅に増やした」と説明した。  sjp@yna.co.kr
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