北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は30日、記事を通じて来る5月に予定されたロシアの第2次大戦戦勝記念日準備を詳しく紹介した。(提供:news1)
北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は30日、記事を通じて来る5月に予定されたロシアの第2次大戦戦勝記念日準備を詳しく紹介した。(提供:news1)
北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は30日「ロシアでの戦勝70年を祝う行事準備事業」というタイトルの記事を通じて、来る5月に予定されたロシアの第2次大戦戦勝記念日準備を詳しく紹介した。

 北朝鮮の官営メディアがロシアの戦勝記念日行事に関連した報道をしたのは事実上、今回が初めてで、一部では金正恩第1書記のロシア訪問を控えた「事前整地作業」ではないかという観測も出ている。

 新聞は「ロシアは祖国戦争勝利の日である5月9日は毎年祝っているが、今回はより大きな意味を付与している」とし「ここに造成された国内外の情勢や自国の戦略的利益の観点から、ロシアが選択した政治的決断と意思が反映されている」と述べた。

 続けて「ロシアは今回をきっかけにソ連の業績と歴史をさらに輝かせようとしている」とし「既に数十か国の国家元首や国際機構の責任者らに招待状を送っており、多くの指導者が行事に参加する意向を示した」と伝えた。

 新聞はただし金正恩第1書記の参加や北朝鮮の正体については言及しなかった。

 金正恩第1書記は今回、ロシアの戦勝記念行事を機会に最初のトップ外交に乗り出すものと予想されている。

 ロシアはすでに公式的に北朝鮮に招待状を送っており、北朝鮮が参加の意思を明かしたと発表したが、金正恩第1書記の参加ははっきりと確認されていない状況である。

 一部では北朝鮮の公式的な国家元首は最高人民会議の常任委員長であるキム・ヨンナムに当たるため、金第1書記が今回の戦勝行事に姿を見せないだろうという観測が提起された。



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