【ソウル聯合ニュース】韓国の原発を運営する韓国水力原子力と中国原発運営大手の中核核電(CNNP)が30日、原発の安全性向上をテーマにした第1回コンファレンスをソウル市内で共催し、「北東アジアの原発の安全に向け国境を越えて協力していく」とする共同声明を発表した。 両社は「原発事業は国民の信頼と安全を最優先の前提とすべき」との認識で一致し、コンファレンスの定例化と放射能対策などでの協力を強化することにした。 このコンファレンスは昨年4月、両社が協力の枠組みを設けるため締結した覚書(MOU)に基づいて行われた。韓国と中国の原発運営会社が技術交流会議を開催するのは初めて。 韓国水力原子力は、両社の協力が日本を含む韓中日の原発協力体制を構築する足掛かりになると期待する。コンファレンスに出席した趙石(チョ・ソク)社長は「原発の安全に対する国際的な協力システムを強化する意味で北東アジアの産業界の緊密な協力が重要だ」と強調した。 mgk1202@yna.co.kr
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