記帳する朴大統領(差、青瓦台提供)=29日、シンガポール(聯合ニュース)
記帳する朴大統領(差、青瓦台提供)=29日、シンガポール(聯合ニュース)
【シンガポール聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、シンガポール国立大で執り行われた同国初代首相のリー・クアンユー氏の国葬に参列した。 朴大統領が就任後、海外の首脳級の葬儀に出席するのは初めて。韓国の現職大統領が海外首脳の葬儀に出席するのは、2000年6月に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が小渕恵三元首相の葬儀に出席して以来となる。 朴大統領は葬儀場で、「リー・クアンユー元首相は時代の記念碑的な指導者だった。彼の名前は世界史に永遠に残され、韓国の国民はリー元首相を失った悲しみをシンガポールの国民と共にする」と英語で記帳した。 朴大統領はリー元首相が1979年、当時の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の招待で韓国を訪問した際、食事会で通訳を務めたほか、2006年と08年に訪韓したリー元首相と面談した縁がある。 シンガポール政府は今回の葬儀に東アジアサミット(EAS)参加の18カ国の首脳らに出席を要請。朴大統領をはじめ、安倍晋三首相や中国の李源潮国家副主席、米国のクリントン元大統領、オーストラリアのアボット首相、インドのモディ首相らが出席した。 朴大統領は葬儀前の約1時間、各国の首脳らとあいさつを交わしたが、安倍晋首相とは接触する機会がなかったという。 kimchiboxs@yna.co.kr
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