シンガポールの空港に到着した朴大統領=29日、シンガポール(聯合ニュース)
シンガポールの空港に到着した朴大統領=29日、シンガポール(聯合ニュース)
【シンガポール聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日未明(現地時間)、シンガポールのリー・クアンユー元首相の国葬に出席するため同国を訪問した。 現地時間の同日午後2時から始まる葬儀では、「建国の父」と呼ばれる元首相の長男リー・シェンロン首相ら遺族に哀悼の意を伝える予定だ。 朴大統領が就任後、海外の首脳級の葬儀に出席するのは初めて。韓国の現職大統領が海外首脳の葬儀に出席するのは、2000年6月に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が小渕恵三元首相の葬儀に出席して以来となる。 シンガポール政府は今回の葬儀に東アジアサミット(EAS)参加の18カ国の首脳らに出席を要請。安倍晋三首相や中国の李源潮国家副主席、米国のクリントン元大統領、オーストラリアのアボット首相、インドのモディ首相らが出席する。 青瓦台(韓国大統領府)は「滞在時間が短いので、各国首脳との個別の会談は予定していない」としているが、葬儀会場で会話を交わす機会はありそうだ。 朴大統領は30日午前に韓国に帰国する。 sarangni@yna.co.kr
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