禁止薬物の陽性反応により、18か月間の資格停止処分が下されたパク・テファン(朴泰桓、26)が、2016年リオデジャネイロオリンピック出場について、「決定したことは何もない」と明かした。(提供:news1)
禁止薬物の陽性反応により、18か月間の資格停止処分が下されたパク・テファン(朴泰桓、26)が、2016年リオデジャネイロオリンピック出場について、「決定したことは何もない」と明かした。(提供:news1)
禁止薬物の陽性反応により、18か月間の資格停止処分が下された韓国の”マリンボーイ”ことパク・テファン(朴泰桓、26)が、2016年リオデジャネイロオリンピック出場について、「決定したことは何もない」と明かした。

パク・テファン の最新ニュースまとめ

 パク・テファンは27日午後、ソウル・蚕室観光ホテルで記者会見を開き、禁止薬物問題と関連し、初めて公の場で立場を明かした。

 会場に姿を現したパク・テファンは「これまで生きてきて、私がしてきたことは水泳しかないのに、このような事で水泳ができなくなってしまったことが、何より大きなショックだった。ある意味、生きてきた自分の人生をすべて失ったのと同じだった」と涙ながらに語った。

 議論を呼んでいる2016リオデジャネイロオリンピック出場については「多くの国民の皆さんを今回の事態によって、失望させてしまった。まずは、オリンピックという機会が与えられれば、どんなにつらいトレーニングも耐える覚悟がある」としながらも、「しかし、いまこの瞬間に出場について決定を下すのは適切ではない。オリンピックに関してお話するのは難しい」と慎重に言葉を選んだ。

 パク・テファンは昨年9月、仁川アジア大会を前に実施された薬物検査において、世界反ドーピング機構(WADA)が禁止薬物に指定するテストステロン成分が検出された。

 これにより、国際水泳連盟(FINA)は去る23日、スイス・ローザンヌで聴聞会を開き、パク・テファンに対して18か月間の資格停止処分を決定。FINAによる今回の懲戒は、昨年9月3日より来る2016年3月2日までとされる。

 なお、パク・テファンは仁川アジア大会で獲得した銀メダル1個、銅メダル5個をはく奪された。


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