【ソウル聯合ニュース】韓国の政府公職者倫理委員会が26日に公開した2015年の高位公職者定期財産変動申告事項によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の財産は不動産と預金を合わせ、31億6950万5000ウォン(約3億4000万円)だった。昨年公開された28億3358万5000ウォンより3億3592万ウォン増加した。 朴大統領は大統領就任直後の2013年には25億5861万4000ウォンと申告したが、翌年には2億7497万1000ウォン増加し、2年連続での増加となった。 朴大統領は本人所有の財産として不動産と預金を申告した。不動産はソウル市江南区の自宅の土地と建物で、昨年は23億ウォンだったが今年価格が6000万ウォン上昇した。 預金は金融機関に預けてある8億950万5000ウォンだった。昨年より2億7592万ウォン増加した。預金増加について朴大統領は「印税など」を理由とした。これは自叙伝「絶望は私を鍛え、希望は私を動かす」やエッセイなどの著書が国内外で売れ行きが好調だったためとみられる。 また未婚の朴大統領は、官邸で生活し、給与をほとんどそのまま貯蓄できる点も預金増加につながったとみられる。朴大統領には昨年1億9255万ウォンの年俸が支払われた。 yugiri@yna.co.kr
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