【ソウル聯合ニュース】駐大阪韓国文化院が韓日国交正常化50周年を記念し、27日に大阪・大丸心斎橋劇場で韓国政府選定の「海外名誉伝承者」による伝統芸術公演を開催する。 韓国文化体育観光部は昨年、伝統文化の海外普及を促すため、海外で活動している無形文化伝承者を対象に「海外名誉伝承者」10人を選定した。このうち日本から選ばれた金昴先(キム・ミョソン)氏、元京愛(ウォン・キョンエ)氏、金鍾チョル(キム・ジョンチョル)氏の3氏が招かれ、それぞれ伝統舞踊の僧舞、伝統楽器の伽耶琴、伝統芸能の男寺党ノリを披露する。また、3氏の日本国内での活動などを伝える映像も上映される。 金昴先氏は四国八十八カ所霊場第13番札所・大日寺の住職も務める。日本に17年以上暮らし、住職、舞踊家として韓日の文化交流に関わっている。 元京愛氏は関西地方を中心に、伽耶琴をはじめ民謡、伝統芸能パンソリの普及に努めている。 また、金鍾チョル氏は男寺党ノリ日本支部「マンナム」の講師として活動し、公演に出演するなどして韓日の文化交流に大きく寄与している。 韓国文化院の関係者は「K―POPなどに代表される韓流が伝統文化に広がるよう、日本に韓国伝統芸術の名人を継続的に紹介していく」と話している。  stomo@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0