【ソウル聯合ニュース】米調査会社のディスプレイサーチが25日までにまとめた報告書によると、今年の世界のテレビ市場規模は2億3530万台で、このうちフルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ4Kテレビが全体の13%となる3058万台になることが明らかになった。 4Kテレビは昨年1167万台が販売され、全体の5%だった。同社は昨年の7~9月期に今年の4Kテレビの販売台数を2990万台と予想していた。 4Kテレビ市場が大きくなれば、プレミアム市場をリードする韓国企業にとっては肯定的な影響があるものとみられる。 サムスン電子は2013年の4Kテレビ市場におけるシェアが11.9%だったが、昨年は34.3%のシェアで圧倒的な1位を記録した。 同社のシェア拡大は曲面型や60インチ以上の大型製品などのプレミアム製品が後押しした。 世界最大のテレビ市場の中国でも同社は多様なラインアップを武器に昨年4Kテレビのシェアが20.2%となり1位を記録した。 サムスン電子は量子ドット技術の新型テレビ・SUHDテレビの販売が好調だった場合、昨年の34.3%を超える40%程度のシェアを達成すると予想している。 また2012年に業界で初めて4Kテレビを発売したLG電子も今年シェア20%台を目標にしている。 yugiri@yna.co.kr
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