23日に韓国・坡州市の都羅山展望台付近のDMZ北朝鮮側で発生した火災により、火が軍事境界線を越えて拡散し、軍と消防当局が鎮火に当たっているが、日が暮れた頃に火は小康状態となった。(提供:news1)
23日に韓国・坡州市の都羅山展望台付近のDMZ北朝鮮側で発生した火災により、火が軍事境界線を越えて拡散し、軍と消防当局が鎮火に当たっているが、日が暮れた頃に火は小康状態となった。(提供:news1)
23日に韓国・京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市の都羅山(トラサン)展望台付近の非武装地帯(DMZ)北朝鮮側で発生した火災により、火が軍事境界線を越えて拡散し、軍と消防当局が鎮火に当たっているが、日が暮れた頃に火は小康状態となった。

 火が出ると軍と消防当局は、軍事停戦委員会の承認を得て午後3時からヘリ7機を投入して鎮火にあたったが、現在まで消火することはできていない。

 また軍人など計392名と装備30台ほどを投入し、鎮火作業をサポートしたが、火が出た地域の一部が地雷埋設地域であるため、人力による鎮火は事実上不可能だったという。

 軍の営舎一部が燃え、現在一部の将兵が南北出入国事務所近くの道路上で待機していると伝えられている。

 軍と消防当局は、日が落ちてヘリでの鎮火が困難なため、状況を維持しておいて、翌朝日が昇り次第、ヘリを中心とした鎮火作業を再開することにした。


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