インタビューに応じる川村外務報道官=22日、ソウル(聯合ニュース)
インタビューに応じる川村外務報道官=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】外務省の川村泰久外務報道官は22日、ソウルで聯合ニュースとのインタビューに応じ、安倍晋三首相の戦後70年談話と韓日中3カ国首脳会談の開催問題は別との認識を示した。 中国はソウルで21日に開催された韓国と日本、中国の3カ国による外相会談で歴史認識の解決なくしては3カ国首脳会談はできないとの姿勢を示した。中国は安倍談話を見極めてから、3カ国首脳会談の開催問題を検討するとの見方が出ている。 川村氏は歴史認識について、「岸田外相が中国側に説明したのは、日本は歴史に対する一貫した立場を持っているということ」と説明。「歴代の首相談話で表明していることで、歴史に対する反省の立場に基づいている」と強調した。その上で、「重要なのは3カ国の外相が約3年ぶりに会って協力に対する文言を作れたこと」と評価した。 旧日本軍の慰安婦問題に関しては、1965年の請求権協定で解決済みという従来の立場を説明し、「協定とは別に、韓国と友好的な関係と維持するための追加的な努力があった」と伝えた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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