韓国のソウル駅と釜山の金海空港(写真)に爆発物を設置したとし、金銭を要求した30代男性の身柄が確保された。(提供:news1)
韓国のソウル駅と釜山の金海空港(写真)に爆発物を設置したとし、金銭を要求した30代男性の身柄が確保された。(提供:news1)
韓国のソウル駅と釜山(プサン)の金海(キメ)空港に爆発物を設置したとし、金銭を要求した30代男性の身柄が確保された。

 ソウル龍山(ヨンサン)警察署は、脅迫容疑でキム容疑者(34)を逮捕し、調査していると19日に明らかにした。

 警察によると、キム容疑者は18日午後6時5分頃、ソウル市龍山区内の公衆電話で緊急通報用電話(112)に電話をかけ「ソウル駅に爆発物を設置した。500億ウォン(約53億8000万円)をくれ」と虚偽脅迫をした容疑がかけられているという。

 キム容疑者は19日午前9時35分頃に、大韓航空オンライン発券予約サイトに「金海空港に爆発物を設置した。500億ウォンをくれ」という内容の文章を投稿し、2時間後の午前11時11分頃にソウル近郊の京畿道(キョンギド)一山(イルサン)の白石(ペクソク)駅付近の公衆電話から同じ内容の虚偽脅迫電話をかけた容疑もかけられている。

 警察は、脅迫電話を受け付けた後、警察特攻隊と爆発物探知犬などを送り、金海空港などを精密捜索したが、現場から爆発物は発見されなかった。

 キム容疑者が2003年と2008年に虚偽申告で処罰された前歴がある点を確認した警察は、キム容疑者の導線を追跡し、午後5時30分ごろにソウル市永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島(ヨイド)洞でキム容疑者の身柄を確保した。

 キム容疑者を相手に具体的な犯行動機などを調べている警察は、逮捕状を申請する方針である。


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