【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が19日発表した「韓国の社会指標」統計によると、昨年の高卒者の大学(短大や教育大を含む)進学率は70.9%で、前年に比べ0.2ポイント上昇した。進学率は2005年の82.1%をピークに下落している。 男女別では、男子の進学率が前年比0.2ポイント高い67.6%、女子が同0.1ポイント高い74.6%だった。かつては男子の方が高かったが、09年に男子81.6%、女子82.4%で逆転して以降、男女の差は12年が5.7ポイント、昨年が7.0ポイントと徐々に開いている。 また、昨年の1クラス当たりの児童・生徒数は小学校が22.8人、中学校が30.5人、高校が30.9人で、いずれも前年に比べ減少した。 小中高校生の1人当たりの私教育費(塾や家庭教師など)は月平均24万2000ウォン(約2万6000円)で、前年比1.1%増加した。中学生が27万ウォンで最も多く、小学生が23万2000ウォン、高校生が23万ウォンとなった。私教育を受けている割合は小学生が81.1%、中学生が69.1%、高校生が49.5%だった。 一方、昨年の韓国の総人口は5042万人だった。総人口は30年の5216万人をピークに減少し、40年には5109万人に減ると見込まれる。 65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は昨年は12.7%で、30年に24.3%、40年に32.3%と上昇を続ける見通しだ。 高齢化に伴い、韓国人の平均年齢も上昇している。1990年には29.5歳だったが、今年は40.3歳と初めて40歳を超え、2040年には49.7歳まで上昇すると予想される。 平均寿命は13年基準で81.94歳。1990年の71.28歳に比べ10歳ほど延びた。また、韓国人の死因1位はがんで、がんによる死亡率は人口10万人当たり149人だった。 喫煙率と飲酒率は下落傾向にある。13年基準で19歳以上の喫煙率は23.2%で、前年比1.8ポイント低下した。ハイリスク飲酒率は同1.8ポイント低い15.9%だった。 13年の婚姻件数は前年比1.3%減少した一方、離婚件数は同0.9%増加した。 stomo@yna.co.kr
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