英国、北朝鮮ジャーナリストを招待しての教育計画を白紙に

英国政府が、北朝鮮のジャーナリストらを招待し、インターネット教育を行う計画を白紙に戻した。19日、米国「ボイス・オブ・アメリカ（VOA）」が報じた。

　VOAは、英国外交部が「現時点で、同事業に対する北朝鮮との協力を継続することは、適切ではないと判断した」とし、計画取り消しの事実を報告したと伝えた。

　英国外交部は、「現時点」に対する具体的な言及はしていないが、北朝鮮による米国ソニー映画会社へのハッキングなど、北朝鮮によるサイバーテロと人権問題について批判的な世論を考慮した上で、判断したものと分析される。

　当初、英国は北朝鮮のラジオとテレビ放送局の関係者らをロンドンへ招待し、インターネットなどに関する教育を行う予定だった。